通所介護事業の終了について
通所介護事業の終了について
本会では平成7年4月1日から旧百石町社会福祉協議会時代からの事業開設以来、およそ30年間にわたり医療と介護を連携した包括ケアシステムの構築を目指し、町内の在宅福祉サービスの充実を図るため、これまでの委託事業をはじめ「福祉サービスを必要とする町民の皆様へ、より豊かにより快適に生活が送れるためのサービスを確保提供する」との使命のもと介護サービス事業部門の運営も積極的に担って参りました。
平成12年4月から介護保険制度が施行され現在まで多くの民間事業者も参入し、おいらせ町内でも民間による持ち味や特色を活かした介護保険サービスが提供され福祉施設の充実が図られております。本会では、昨今の社会情勢や福祉ニーズの変化等により持続可能な運営が困難となってきたことから、これまで「おいらせ町社会福祉協議会デイサービスセンター(以下、本事業所)」の今後の在り方について慎重に議論協議を重ねた結果、本会が今後も通所介護事業を担っていく役割は一定程度果たしたものと判断し、令和7年3月31日をもって通所介護事業(介護保険・総合事業)を終了(事業所廃止)することといたしました。また、それに伴い新規利用の受付は、令和6年11月末をもって終了し、現在、本事業所を利用いただいておりますご利用者様につきましては、順次、事業所変更等の手続きを進め、サービス低下や切れ目なくご利用できるよう誠意をもって対応いたします。尚、居宅介護支援事業所はこれからも運営して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
これまで、ご利用者様並びご家族様をはじめ関係機関の皆様には、長年にわたり本会通所介護事業所に対しご支援ご協力を賜り誠にありがとうございました。地域住民の皆様、ボランティアの皆様、各関係機関の皆様に支えられ今日まで運営をすることができたことに心より感謝申し上げます。本会は、社協のあるべき姿を不断に追及しこれからも「ともに支え、ともに築く、福祉のまちづくり」の基本理念のもと、皆様方とともに制度による対応が困難な地域福祉ニーズへの対応協議推進にさらに注力してまいります。より一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。